2019-07-20にDMM GAMESにてAlgolia勉強会 in 金沢が開催されました。
Algoliaより篠原さん(@shinodogg)をお招きし、昨今激アツな検索エンジン&APIサービスの Algolia について学びました。今回は開催に到った背景なんかをまとめておきたいと思います。
開催までの背景
私が東京にいたころ、Bracket(現ストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社)という小さなスタートアップ企業に在籍しており、運用しているサービスでAWSを利用していたことからSA(Solutions Architect)によるアドバイスを受けたり相談してもらったりしていました。篠原さんはその時のSAとして技術相談やスタートアップを対象としたミートアップなど様々な場面でお世話になっていました。
私が金沢に戻ってからはお会いする場面はなくなっていたのですがSNSで近況を見ているとAlgoliaに転職したというのが流れてきました。しばらくしてKanazawa.rbのとある回で清原さん(@kiyohara)がAlgoliaについて調べていて、実はAlgoliaにこういう方がいるんですって言ってみたところ駄目元で金沢来て話してくれないかなーと盛り上がり、早速篠原さんにFacebookで連絡を取ってみることに。すると二つ返事でやりましょうと言っていただき、そこからトントン拍子で勉強会の内容やスケジュール等が決まっていきました。このスピード感はスタートアップさながらの雰囲気でしたねw
実務的なところは清原さんがゴリゴリ進めてもらって非常に助かりました。また、Kanazawa.rbやJAWS-UG金沢のメンバーそしてDMM GAMESさんにも協力いただいて開催までおよび当日もスムーズに運営できました。この場を借りて皆様にお礼申し上げます 🙇
実際に動かしてみて
www.slideshare.net
さて、勉強会ではハンズオンを行い、AlgoliaのInstantSearch.jsを利用した検索ページを作成しました。InstantSearch.jsはAlgoliaが提供しているオープンソースで、これによってsearch APIのクライアントおよびUIウィジェットを利用することができます。
ハンズオンでは、シンプルなhtml1ファイル、javascript1ファイル、CSS1ファイルで商品検索ができるページを作成しました。インストラクションの通りに実装してみると、検索結果が返ってくるまで速いこと速いこと。サーバーに通信しているのに平気で20msを切るようなレスポンスになっていてうわさ通りの爆速っぷりを見せてくれました。
また、インクリメンタルサーチや範囲検索(例えば、¥10,000〜20,000のような価格の範囲)、typo-tolerance(打ち間違えてもそれっぽい結果が返ってくる)なども利用できて感心しました。こういうのは自前でフロントエンド含めて一から実装しようとするとかなり手間がかかるものだと思っているので、シュッと実装できてしまうのはAlgoliaのおすすめポイントだと感じています。
Algoliaのハンズオン、1時間かからないくらいで商品の検索作れた#AlgoliaJP #kzrb #jawsug pic.twitter.com/h6INSJaLkJ
— kentarom (@_kentaro_m) July 20, 2019
このハンズオンで、偉い人からいやーちょっとxxxを検索できるwebサイトちょろっと用意してよって言われてもalgoliaでぱぱっと作れるように! #AlgoliaJP #kzrb #jawsug
— ニボシーニョ (@TAKAyuki_atkwsk) July 20, 2019
懇親会
アーキテクチャの話からキャンプは最高、体を動かすことについて、自転車を買った、金沢人の酒の飲み方などなど篠原さんを交えて楽しい時間を過ごせました。だいぶ飲んでしまいましたがw
感想
この勉強会開けてよかったなと思うのは、Algoliaというサービスを知ることができて、あーこういう解決方法が存在するんだーという学びを得たことです。私自身恥ずかしながらこの勉強会まではAlgoliaというサービスを知らず、検索機能を実装するにはElasticsearchやCloudSearchを使って良い感じにやるという解をぼんやり思い浮かべていたのですが、他の選択肢としてAlgoliaもあるよねと知れたのは大きいです。
また、参加者の皆さんにも概ね好評(と受け取れる)だったようでなによりです。継続的に学習する場、学んだことをアウトプットできる場というのを今後もお手伝いできればいいなと思った次第です。
最後に宣伝になりますが、次回のKanazawa.rbは7周年記念のLT大会なので、こちらもご参加いただければと!!