明けましておめでとうございます。早いもので2021年を迎えてしまいました。いつも年末に書いてる振り返りですが今回は少々遅れてやることにします。
去年のはこれです。
仕事
去年に引き続き身体計測するアプリケーションに携わりリリース→運用というところを手伝っていました。アプリケーションのソースコードを書くということはほとんど無く、運用時に必要なツールの作成や改善だったり、AWSの各種サービスや他のクラウドサービスを利用してより楽により信頼性の高いシステム構成にしていくための調査や適用だったりが主なお仕事でした。
また、こういうお仕事の一環でテックブログの記事を書かせていただきました。お時間があればぜひご覧ください😄
一方2020年からはもう一つ長期的なお手伝い先が増えて地元企業のBtoB WEBアプリケーションの開発に携わるようになりました。こちらではアプリケーションの機能開発やCI(継続的インテグレーション)の改善を主にやっていました。相変わらず手は遅いのですが久しぶりに機能の設計や実装というのがやれているような状況です。
学習について
興味のある領域や学習している領域というのは仕事とシームレスになっていることが多くて、自発的なものなのかやっておかないといけないというものなのかもはや分からなくなってきています。今年取り組んだテーマについていくつか挙げてみようと思います。
- Kubernetes
- DDD
- 作者:Eric Evans
- 発売日: 2013/11/20
- メディア: Kindle版
Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎
- 作者:Andreas C. Muller,Sarah Guido
- 発売日: 2017/05/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 教える・学ぶ
- 一人で問題を解決するのもいいんだけど、チームでやってるならチームで解決できる方が良いと思い始めている
- チームでやっていくには教える・教わるという場面が少なからず発生する
- というところで興味が出てきた
- 教え方って習ったことが無いので実践しようとすると困る(上手く伝わっているかよく分からん等)
- 取っ掛かりとして『上手な教え方の教科書 ~ 入門インストラクショナルデザイン』を読み始めている
- 作者:向後 千春
- 発売日: 2015/08/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ぱっと思い浮かんだものだけを挙げましたが、ここに挙げた領域もその他の領域も積ん読が溜まっていく一方なので時間の使い方はもう少し考えても良いのかなという気もしています。
コミュニティ活動
Covid-19 流行の影響でほとんどのものがオンライン開催となりました。各コミュニティでは模索しながらいい形を見つける作業が行われていた印象があります。2020年は Kanazawa.rb の活動がメインとなりました。そこで興味深かったのは、これまでは地方の技術コミュニティというのは地域性が強い(そこに住んでいる人や縁のある人が参加する)ものだったのが、オンライン開催となることでテーマが合えば地域を越えて(なんなら海外からも)参加できるようになったことです。コアな要素として地域性というものがありつつも場所の垣根を越えて参加できるようになっているというのは、参加の敷居を下げる要因だったりコミュニティの活性化に繋がっているのではないかなと思います。
一方で大きなカンファレンスもオンライン開催となりましたが、こちらにはほとんど参加しませんでした。参加したカンファレンスでは Ask the speaker やスポンサーブースなどをオンライン上で実現する試みがされており素晴らしいなあと思う一方で、ある種のお祭り感というかその場の熱気みたいなものはオフラインならではなのかなと思いました。自分の中では後者に挙げたものがカンファレンスに参加するモチベーションの一つになっていたのかもしれません。
おわりに
リアルに人と会ってコミュニケーションを取ることが少なくなった1年となりましたが、そうした時間を自分に矢印を向けて淡々と積み重ねができた年になったのかなと思います。2021年も美味しい酒が飲めるように精進していきます。