Blogaomu

WEBアプリケーション開発とその周辺のメモをゆるふわに書いていきます。

2020年個人的振り返り

明けましておめでとうございます。早いもので2021年を迎えてしまいました。いつも年末に書いてる振り返りですが今回は少々遅れてやることにします。

去年のはこれです。

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仕事

去年に引き続き身体計測するアプリケーションに携わりリリース→運用というところを手伝っていました。アプリケーションのソースコードを書くということはほとんど無く、運用時に必要なツールの作成や改善だったり、AWSの各種サービスや他のクラウドサービスを利用してより楽により信頼性の高いシステム構成にしていくための調査や適用だったりが主なお仕事でした。

また、こういうお仕事の一環でテックブログの記事を書かせていただきました。お時間があればぜひご覧ください😄

techblog.zozo.com

一方2020年からはもう一つ長期的なお手伝い先が増えて地元企業のBtoB WEBアプリケーションの開発に携わるようになりました。こちらではアプリケーションの機能開発やCI(継続的インテグレーション)の改善を主にやっていました。相変わらず手は遅いのですが久しぶりに機能の設計や実装というのがやれているような状況です。

学習について

興味のある領域や学習している領域というのは仕事とシームレスになっていることが多くて、自発的なものなのかやっておかないといけないというものなのかもはや分からなくなってきています。今年取り組んだテーマについていくつか挙げてみようと思います。

  • Kubernetes
    • もともと興味はあったけど仕事で利用することになり学ばざるを得なかった
    • 独学で基礎的な概念や操作についてはある程度理解できた
    • まだ理解が浅い部分も多いのでちょうどいい学習目的として CKAD の取得に挑戦した
      • 実際に取得することができた
      • 当初は試験に合格するか否かに関わらず、過程において理解を深めるというところを目指していた
      • 実際の仕事でもトラブルシュートの場面や新しいコンポーネントを追加する時にここを見ればよいとかこうすればこうなるというのがある程度分かっているので余裕を持つことができて役に立っている
  • DDD
    • 開発チーム内で『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』の輪読会を行っている
    • 架空のアプリケーションについてドメインモデルを考えてみるというハンズオンをやってみたり
    • 概念は少しずつ理解してきているが、読書するに当たって時代背景(原書が出版されたのは2003年)やオブジェクト指向プログラミングやソフトウェア設計などについての周辺知識を持っていないと理解するのに厳しいなあと感じる部分もまあまあある

  • 機械学習
    • 仕事で直接は扱わないものの、概念や手法の基礎は学んでおきたいなと思った
    • Pythonではじめる機械学習―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎』を読んでいた(未読了)
    • 興味度合が少し下がったので最近は進捗がない...

  • 教える・学ぶ
    • 一人で問題を解決するのもいいんだけど、チームでやってるならチームで解決できる方が良いと思い始めている
    • チームでやっていくには教える・教わるという場面が少なからず発生する
    • というところで興味が出てきた
    • 教え方って習ったことが無いので実践しようとすると困る(上手く伝わっているかよく分からん等)
    • 取っ掛かりとして『上手な教え方の教科書 ~ 入門インストラクショナルデザイン』を読み始めている

上手な教え方の教科書 ~ 入門インストラクショナルデザイン

上手な教え方の教科書 ~ 入門インストラクショナルデザイン

  • 作者:向後 千春
  • 発売日: 2015/08/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ぱっと思い浮かんだものだけを挙げましたが、ここに挙げた領域もその他の領域も積ん読が溜まっていく一方なので時間の使い方はもう少し考えても良いのかなという気もしています。

コミュニティ活動

Covid-19 流行の影響でほとんどのものがオンライン開催となりました。各コミュニティでは模索しながらいい形を見つける作業が行われていた印象があります。2020年は Kanazawa.rb の活動がメインとなりました。そこで興味深かったのは、これまでは地方の技術コミュニティというのは地域性が強い(そこに住んでいる人や縁のある人が参加する)ものだったのが、オンライン開催となることでテーマが合えば地域を越えて(なんなら海外からも)参加できるようになったことです。コアな要素として地域性というものがありつつも場所の垣根を越えて参加できるようになっているというのは、参加の敷居を下げる要因だったりコミュニティの活性化に繋がっているのではないかなと思います。

一方で大きなカンファレンスもオンライン開催となりましたが、こちらにはほとんど参加しませんでした。参加したカンファレンスでは Ask the speaker やスポンサーブースなどをオンライン上で実現する試みがされており素晴らしいなあと思う一方で、ある種のお祭り感というかその場の熱気みたいなものはオフラインならではなのかなと思いました。自分の中では後者に挙げたものがカンファレンスに参加するモチベーションの一つになっていたのかもしれません。

おわりに

リアルに人と会ってコミュニケーションを取ることが少なくなった1年となりましたが、そうした時間を自分に矢印を向けて淡々と積み重ねができた年になったのかなと思います。2021年も美味しい酒が飲めるように精進していきます。

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