ECサービスを運用している人たちが集うEC Night という meetup に参加してきました。そこで ECサービスを取り巻く変化とチームの変化 // Speaker Deck という発表をしました。
STORES.jp PRO というサービスの運用に携わっていく中で、工夫したりしたことをチームという視点で発表しました。当日の補足とか感想を書いていきます。
After talk
STORES.jp PRO は 2014年3月にローンチされたサービスで、自分はローンチ後の4月ぐらいから少しずつ開発に参加していきました。最初の印象としては、ZOZOTOWNの連携部分などはとくに作り込まれているなあいう感じでした。そういう背景もあって STORES.jp 本体とは違った部分でハマったり、始まったばかりのサービスとして未知の問題にいちいちハマったりなどなかなか骨の折れる感じの日々でした。
ということで、ちょっとやり方を変えてみましょうかねという発想に到ったのかなあと、今振り返って思いました。それと、スクラムを取り入れてみるという観点では、当時在籍していたエンジニア @ma_ogawa さんと自分の興味が近い部分もありエンジニア主導で進めていった感じがあります。運用などで手作業でやっていた部分も徐々にですが自動化、半自動化したりする意識もこの辺で高まってきたのかなあと思います(設計や実装に時間を割きたいという理由から)。
あとは、チームメンバーの話をすると割と会話したり議論したりもともとしやすかった、というのが助かった部分かなあと思っています。@asonas さんの発表にもあったのですが、情報を独占しないみたいな話って大切で、定期的にだったり非同期的に情報を共有しておくのを意識してもろもろ取り組みました。今後取り組みたいのは、サービスのコンセプトだったり大切にしたいことを言語化しておく、というのをやっておきたいです。これは、@kitak さんの発表だったり、先日の渋谷Ruby会議01での @yaotti さんの発表 を聞いて思ったところです。迷ったときの拠り所になると考えていて、チームで取り組むときにこういう判断基準があればブレにくいのかなあと思っています。
自分の話
自分自身の話をすると、50名前後の前で発表するのが今回初めてでして、かなり緊張しました。実は @kitak さんからイベントの1週間前にDMが来て発表しませんか?と誘われたのですが、発表初めてだし1週間しかないし忙しいし結構悩みました。ですが、お誘いを受ける機会も今回を逃したらもう無いんじゃないかとか思って、発表する風に決めました。
発表するとは意気込んだものの、じゃあ何を言おうか?っていうところでまた悩みました。今思うと答えはすぐに出ていたのですが、そこにたどり着くまで(自分が納得するまで)結構時間がかかりました。最初はマインドマップ書き出してみてアイデアを膨らませて、行けそうだなっと思ったら結局まとまりがなかったり、なかなか難しかったです。スライドに起こして練習して、というサイクルを回してみたのですが、10分に収まらなくてかなり大変でした。世の中の発表者はこんな大変な思いをしてるのかーと気付けました。発表を準備していると、文字に起こすことで考えがまとまったり、意識が高まったりするので精神的には良い作業だなと思いました。
発表後はいろいろな人たちとしゃべることができて楽しかったです。ふだんは聞いてる側の人なので、聞き手の人が自分に対して話しかけに来たりっていう体験は初めてでした。SUZURIやBOOTHはSTORES.jpと結構近いことをやっているので話聞けておもしろかったですw
つらつらと自分の感想書きましたが、こんな感じです。EC Night 主催のみなさまありがとうございました!!