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金沢プチ観光してきた その2

こんにちは。GWの終わりが見えてきた5/5に、金沢駅近辺の寺院を巡って来ました。金沢は久しぶりに快晴!風が強かったものの観光日和となりました。
金沢駅近辺には寺院が集まっており、この中でも大きな寺院二箇所、東本願寺金沢別院と本願寺金沢西別院を詣でました。

より大きな地図で 金沢駅近辺の寺院巡り を表示

ルートは上に載せた地図の通りです。武蔵が辻からスタートし、横安江町通りを抜けて東本願寺金沢別院、照円寺、本願寺金沢西別院、西勝寺、笠市町を通り、旧荒町、別院通りを抜けて金沢駅へと至りました。

まずは東本願寺金沢別院へ。迫力ある山門が素晴らしかったです。全体が入る写真を撮ろうとしましたが、逆光のため断念。

こちらが本堂です。こちらもなかなかの大きさです。お堂の中は金色の装飾が施されていました。行事が無いせいか人はほとんどおらず静寂に包まれながらお参りしました。

鐘がありました。

このあと横安江町通りに戻り北に向かいました。この通りには仏具屋さんが多く、さすがお寺さんが集積している地区だなと感じました。また、電線地中化や舗装の整備がされておりそぞろ歩きには丁度いい通りでした。

こちらは安江町北交差点の奥にある照円寺です。

鐘楼です。古くから残っている感じですね。

さらに北に進んで歩いて行くと金沢西別院があります。

本堂。障子で閉ざされていて中の様子は伺えませんでした。

傍らに目をやると藤が咲いていましたよ。ちなみにこの奥には「藤陰幼稚園」があります。どっちが先にあったのかは分かりませんが藤がシンボルになっているようです。

経蔵がありました。建物は六角柱型になっています。中には入れませんでした。

経蔵の看板をアップにしてみましたが、なんと書いてあるか分かりません・・・。

経蔵についての解説文。

金沢西別院の鐘楼。

金沢西別院の山門のそばに旧五寶町の石碑が建っていました。「ごぼうまち」と読みますが、御坊→五寶と改められたと石碑にか書かれています。やはり昔からお寺の影響力というか、町に溶け込んでいただろうことがうかがい知れます。

こちらは西勝寺です。金沢西別院からすぐのところに位置しています。瓦屋根がとても立派です。

東大通り沿いの北國銀行笠市支店そばに、笠市町の石碑が建っています。藩政時代に笠問屋が並び市がたったそうで、この界隈が「笠市」「堀川笠市」と呼ばれたのちに笠市町と名付けられた、というようなことが書かれています。町名のルーツは面白いもんですね。

今度は光専寺近くにありました、旧荒町の石碑です。新町→荒町となったそうです。さきほどの五寶町もそうでしたが、読みが同じ漢字に書き換えるというパターンもそこそこあるようです。どうして書き換えたのか知りたいです。

荒町から別院通りの角を右に曲がって金沢駅方面に向かいます。金沢駅の正面に旧木ノ新保の石碑が建っています。現在この辺りは木ノ新保町となっています。

これで今回のお散歩は終了です。金沢はもともと寺院勢力が強い土地でしたので、町中にお寺がたくさんあります。金沢駅周辺以外にも、寺町、小立野、卯辰山に集積しています。金沢の寺といえば、この3つの地域が有名ですのでまずはそちらから訪れてみるのが良いと思います。今回見て回ったお寺には観光客がほぼおらず静かに参拝できました。
それと、街角に建つ石碑がなかなか面白かったので、金沢に来られる方は注目してみると新たな発見があるかもしれませんよ。

金沢の旅のお供にこちらの本はいかがでしょうか?