Blogaomu

WEBアプリケーション開発とその周辺のメモをゆるふわに書いていきます。

WordPressからOctopressに移行しました

この度思い切ってブログをOctopressに移行しました。

Why?

  • 昨今、WordPressを使ったサイトが攻撃の対象とされている
  • PHPのバージョンを上げるにあたって開発環境を構築するのが面倒くさかった
  • 単純に文章書くだけなので管理画面が必要ないと思った

WordPress狙う大規模攻撃が発生、管理者アカウントを標的に - ITmedia エンタープライズ 十分な対策をすれば攻撃からは守られるとは思いますが、WordPressを乗せていたレンタルサーバー(共用サーバー)ですとapachePHPのバージョンなど最新のものにアップデートできないということもあったので、他のサーバーに乗り換えようとまずは思いました。

気付けばPHPも5.5系がリリースされて、もはや5.3系の新規リリース(security fixesは除く)はないと言っています(http://php.net/archive/2013.php#id2013-07-11-1)。PHPのバージョンを上げるときに手元で確認しようとするのですが、さくっと環境を作れないというのが困っているのです。もともとPHP5.3系がインストールされていて、じゃあ5.4系をインストールしましょうとなったときに、さすがにシステムにインストールするのは微妙なので、rbenv的な管理したいなと思うのですがいいツールが見つからないんですよね(あったら教えてほしいです)。さらにWebサーバー立ち上げようとするとapachePHPモジュールが密に繋がったりしているのでその辺も厄介だなと感じています。

その点Rubyだと、アプリケーションごとにRubyのバージョンや依存するパッケージを変えることができるので、開発環境を構築するのが楽だなあと思っています。なのでRubyで作られているブログエンジンがいいかなと。

私は文章書くときもVimを使っているので、WordPressやその他ブログサービスのブラウザ上での編集画面というのがあまり好きではありません。VimプラグインWordPressに投稿できるものもありますが、どうせだったらクライアントマシンで全部編集してしまって、サーバー側ではコンテンツを配信するだけみたいな構成のほうがシンプルでいいと思いました。

Python製のPelicanというブログエンジンがあって、こっちもいいなあと思ったのですが、早急に移行したいと思っていたので比較的慣れているRubyで作られたOctopressを選びました。

移行作業

大きな作業としては以下の4つでした。

  • HerokuにOctopressをデプロイ
  • 記事のインポート
  • 画像のインポート
  • ドメインの参照先を変更

参考

参考にさせていただきました。ありがとうございます。

感じたこと

Heroku or GitHub に push するだけでブログが更新されるのは素直に面白いなと思いました。別の側面から見ると、記事を post するというちょっとしたことなのに、rake generate してコミットしてデプロイしないと公開されないというのは、ボタンクリック一つで公開できるWordPressと比べたら手間だと思います。これについてはちょっと更新続けてみて、あまりにも面倒くさいようなら対策を考えましょう。

あと _config.yml の設定が十分に理解できてない部分があって、これは自分の英語力や検索力が低いのが原因なんですが、徐々に慣れていきたいですね。