Twitterを見ていたらたまたまこんなイベントがあることを知って、wtnabeさんの話が久しぶりに聞けるしそういえばアジャイルってよく分からないから理解するきっかけになりそうだなということで参加してきました。
イベント開催から1週間近く経ってしまいその時の温度感は残念ながら表現できませんが、私が得た気づきをカジュアルに書いていこうと思います。
コンテンツとしてはAgile Japan 2021でのアリスター・コーバーン博士の基調講演動画放映、北陸勢の基調講演および発表、そして参加者同士のネットワーキング・ふりかえりが用意されていました。
アジャイルに関して自身の話を少しすると、メイン仕事で所属しているチームでは2ヶ月ほど前からスクラムのいくつかのプラクティスを取り入れて仕事を進めています。いまのところは、何を持ってタスクを完了とするのかをチーム内で考えるようになってきたなとか、ふりかえりを1週間のスプリントごとに行うことで出てくる内容の解像度が高くなっているなあとか感じていて、なんとなく良さを感じています。しかし、これはスクラムの一側面に拠るものだし結局アジャイル開発ってなんなんだっけみたいな思いも持っています。
このような背景を持ちながらイベントに参加したことで、共感すること言語化されたこと不足していることなどいろいろ見つけられた気がします。その中のいくつかを挙げてみます。コンテンツの詳しい内容は割愛するので第三者が見るとわけ分からないと思いますがご容赦ください。
- アジャイルの心(Collaborate, Deliver, Reflect, Improve)が本質だと分かった、迷ったらここに立ち返ることができる
- Deliverの考え方は2種類ある
- Deliverによって新たに価値を生み出す
- フィードバックを得るためにdeliverする(deliverによって必ずしも価値を生むとは限らない)
- 2番目の考え方は私にとっては発見だった
- Reflectについて
- 意図的に作業を止める時間をつくるの大事だなと最近思い始めていて、ちょうどそういう内容の話がされていたので方向性は良さげだと分かった
- データの確認と感情の整理をするんだ、という教えにてふりかえりで感情の話をするのは良いことなんだなと認識した
- 何人かの発表においても「楽しい」「辛い」という感情が出てきて、それらが継続や改善に繋がっていたので感情は行動に活かせそうだし大事にするのが良さそう
- これは試してみる
- 一つずつやっていく
- 地道で時間は掛かるように見えるけど、結果的には最速
- 小さくdeliverしていくことにも繋がる
- いきなり大きな成果を得るとか、一気に理想に近づくなんてことは難しいし大抵できないけど、たまに忘れてそうしようとしてしまう
- 地道で時間は掛かるように見えるけど、結果的には最速
- wtnabeさん元気そうで何より
- 相変わらずの発表スタイルで安心
- yak shaverとして20年近く社内の技術を事業や会社が活きるように磨き続けているのは凄まじい
- 北陸に縁のある人たちの発表は自分と地続きになっている感じがして良いですね
- 岡本さんの発表は、私も東京で働き始めて金沢に戻ってきたので共感したことが多かった
- 各種発表に対して質問出せなかったのが心残り(聞き入ってしまった感)
- ネットワーキング・ふりかえり良かった
ということで気づきをわーっと書いてきましたが、なんというか普段参加しているイベントと毛色の異なるものに参加したのは久しぶりでしたが、気づきも多く刺激になりました。これはブログに残しておこうというお気持ちにもなったわけでした。
*1:文字通り声の大きさによって発言がみんなの耳に届きやすいという意味もあるし、地位や年齢によって発言しやすい・意見が通りやすいという意味も込めています